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子どもも押す理由[ストレッチ]

公開日:2024.07.27|最終更新日:2024/07/27

私が担当している子どもの体操教室ではアジャストをかけるストレッチ、いわゆる押したり引っ張ったりするストレッチをかけるクラスがあります。

痛そうだったり苦しそうに見えたりする(実際、痛いと思います)ので「子どもにそこまでやらなくてもいいんじゃないの?」とSNSを見た人から言われることも多々あります。

この記事では「子どもこそ押した方がいい」と私が思う理由を説明します。

 

子どもは全然柔らかくない

先述した「子どもにそこまでしなくてもいいじゃないか」とコメントする人が続けるのが

「だって子どもはみんな柔らかいんだから」

という言葉です。

これがまず大間違いです。

子どもは硬いです。

スポーツ庁刊行の

の長座体前屈の数値を見ると

6歳

男子の平均が26.56cm

女子の平均が28.49cm

40-44歳

男子の平均が39.94cm

女子の平均が41.30cm

圧倒的に子どもの数値が低いです。

 

ということで、

子どもは硬いので柔らかくするためには押すストレッチが必要です。

自分では伸ばせない

「先生のお手本を見て真似してねー」だと柔らかくなるのに時間がかかります。また、硬い子ほど真剣にやってくれません。痛いし、動かなくてつまらないから。

そうなると毎回のレッスンのストレッチの時間、10〜15分がその子にとって無意味な時間になってしまいます。

それがもったいないと思うので痛くて辛いけど最初の何ヶ月か我慢してもらって、ハイペースで柔らかくした方が子どもも成長を感じられるし、技の修得も早くなり教室に通うのが楽しくなってきます。

子どもの運動能力を高める方法

子どもの運動能力を高めたい、スポーツ万能になってほしいと思うのならやるべきことはフィジカルを高めること。

ここでいうフィジカルとは

筋力

柔軟性

心肺機能(持久力)

の3つです。

私のクラスはこの3つのうちの柔軟性を高めることに特化しています。身体が硬くてお悩みのお子様、柔軟性が必要なダンスやバレエなどの習い事をしているお子様にオススメのクラスです。