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壁がないと倒立ができないあなたへ

公開日:2025.03.08|最終更新日:2025/03/08

Q.壁がないと怖くて倒立できません。どうすればいいですか?

A.壁を使って倒立しましょう。

 

ふざけてません。大真面目に言ってます。怒らないで最後まで読んでください。

 

あなたが倒立したいのはなぜ?

倒立をやりたい人に話を聞くと大きく分けて2パターンの理由がでてきます。

1.競技や仕事で必要(目的型)

体操競技をやっている。ダンスの振りに入っていてやらなくてはならない。撮影の仕事で倒立する必要がある。

「必要に迫られて習いに来る」これがパターン1です。

 

2.健康のため、パフォーマンスアップのため(手段型)

倒立すると健康に良さそう。カッコいい身体になりそう。体操以外の競技、野球や水泳、陸上競技などの競技力向上に良さそう。

「倒立することのメリットを求めてる」これがパターン2です。

 

パターン1.目的型のあなたはここで読むのを終えて構いません。あなたは絶対に、なんとしても壁なしで倒立しなきゃいけないので専門の練習プログラムが必要です。それについてはまた別の記事を書きますのでお待ちください。スマホを置いてトレーニングにお戻りください。

 

パターン2.手段型のあなたへ

倒立をすることのメリットを求めてるあなたに聞きます。

「壁のないところで倒立できたらなにかいいことありますか?」

できないことができるようになる達成感や自信が得られる。

人前で披露できる。

写真撮影が楽しくなる。

そんな回答が頭に浮かんだあなた、こっち側の人間です。ようこそ楽しくて苦しい倒立の世界へ。池田仁と一緒に倒立写真が撮れるまで練習しましょう。あなたもここで練習にお戻りください。

話を戻します。

「壁のないところで倒立できたらなにかいいことありますか?」

この問いに特になにも思いつかないあなた。壁を使って倒立しましょう。

いつまで?

いつまでもです。トレーニングとして倒立に取り組む限り半永久的にです。

なぜかって?

 

安全だからです。

怪我のリスクが低いからです。

健康や競技力向上を目的に運動する上で最も重要なポイントは怪我のリスクを可能な限り減らすことです。

 

壁がないと転倒するかもしれない

そもそも怖くて逆さまになれない

形が崩れてトレーニング効果が薄くなる

そんなリスクをとってまで壁無しで倒立する理由はありません。

お腹を壁につけた壁倒立、背中を壁に向けた壁倒立、他者に補助をしてもらった倒立など心理的にも肉体的にも安心して取り組める環境で練習しましょう。

 

倒立するなら壁から離れなければならない!

そんな思い込みは捨てて楽しく運動してください。