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身体が柔らかくなる座り方
公開日:2025.07.08|最終更新日:2025/07/08
座りすぎが身体を硬くする
私が早稲田大学スポーツ科学部の一年生のころ、副担任だったのが岡浩一朗教授でした。その岡教授の研究によると日本人は起きている時間の8~9時間は座っている。また、2011年の研究では世界20カ国のなかで、1日の総座位時間が最も長かったのは日本人だったとのことです。近年の研究では座っている時間が8時間以上になると死亡リスクが急激に高くなることが分かってきています。
今回は死亡リスクの話はちょっと置いておいて、座りすぎが身体を硬くするっていうお話しをします。
座りっぱなしが身体に与える影響
椅子に座ることで身体は硬くなります。具体的には太ももの前後、腰、お尻などです。
太ももの後(ハムストリングス)とお尻は椅子の座面により長時間圧を受け続けることで硬くなります。
太ももの前と腰(腸腰筋)は股関節が90度の位置で固定されることで筋肉が伸びづらくなってしまいます。
こらはどんなに高級で機能性の高い椅子に座っても防ぐことはできません。椅子に座る限り、必ず硬くなります。
身体が柔らかくなる座り方
座りすぎで身体が硬くなるのを防ぐにはなるべく床に座ることです。これは会社や学校では難しいことだと思いますので家にいる時だけでも心がけてみてください。
座り方でオススメなのは胡座(あぐら)または安座(足の裏を合わせた座り方)です。私の教室でも子どもたちにはこの座り方をすすめています。股関節が柔らかくなります。
そしてもう一つ大事なポイントがあります。それは座る時、立つ時に床や壁に手を着かないことです。脚の力だけで立位からあぐらになったり正座から立ち上がったりしましょう。身体が硬くなっている大人の皆さんはバランスを崩してしまうこともあるので最初は壁や椅子などに手を触れながらやってみましょう。子どもたちは何回か繰り返すと結構あっさりとできるようになります。
何もないスペースを作る
小さな子どもがいるお家は可能ならば何もないスペースを広くとりましょう。床に座るだけでなく這いつくばったり転がったり動きの幅が広がることで身体能力を高めることができます。
大人のみなさんもストレッチができるようにヨガマット一枚分でいいのでスペースを確保しましょう。日々のちょっとした心がけで身体を変えることができます。