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痛い=硬いではない
公開日:2025.07.18|最終更新日:2025/07/18
初めてストレッチクラスを受ける人には「やりたいことやお悩みはありますか?」という質問をするようにしています。
「身体が硬いのでなんとかしたい」「死ぬまでに一度でいいから開脚前屈でペタッとしてみたい」「ダンスの先生にストレッチをしなさいと言われて…」などなど様々な回答が返ってきます。その中で最近ハッとさせられる質問があったので紹介します。
太ももの裏が痛い
「股関節が硬いせいで前屈すると太ももの裏が痛いんです」
私が悩みを聞くとそう返ってきました。
◯◯が痛いからなんとかしたい。結構多い悩みです。基本的には私のストレッチで怪我が治るとか痛みがなくなることは無いのでその旨を説明してからレッスンに入ります。しかしその生徒は病院に行って診断を受けたけど特に怪我では無いと言われたから困ってるとのことでした。
この謎は必ず解く。じっちゃんの名にかけて。
と気合いを入れてストレッチに臨みました。
柔らかい太もも、綺麗な前屈
いくつかストレッチをかけて太ももの柔軟性がいちばん分かりやすい片脚前屈をやってもらいました。
「硬いんです」って人は手がつま先に届くか届かないくらいのことが多いです。しかしこの生徒は手首が足を追い越すくらい前に倒れることができました。これは一般的に柔らかい人に分類されます。
太ももの痛みを確認すると「動くけど痛い」と。
その後、お尻のストレッチをやってみました。するとこれが信じられないくらい硬い。前屈があんなに柔らかい人と同じ人とは思えない動かなさです。
謎は全て解けました。
伸びすぎて痛い
その生徒の太ももの痛みの原因は
太ももだけ伸びすぎること
でした。
お尻と腰が硬くて太ももの裏だけ過剰に動いて(伸ばされて)痛みを感じてるようでした。試しに仰向けで脚を持ち上げるストレッチをしてみるとその動きでは太ももの痛みはない。(お尻の筋肉が関与しないので)お尻の筋肉をボールでほぐした後に前屈をすると太ももの裏の痛みはないという結果になりました。
お尻の筋肉が動かないことで太ももの裏が過剰に動いて痛みが出ていたようです。
痛いところだけ伸ばしたりほぐしたりしない
ストレッチをして痛みが出るからと言って特定の部位だけを伸ばしたりほぐしたりするのはオススメしません。その動きに関わる全ての筋肉をチェックしつつ対処していきましょう。
痛みが引かない場合は必ず整形外科で診断を受けましょう。整骨院や整体、マッサージ屋ではなく整形外科に行ってください。